番外編

勉学計画ポートフォリオの書き方

担当:佐々木嘉則

Last updated on 2006/01/27
(Y/M/D). 

(このページへのリンクは御遠慮ください)


提出時期

各学期の最初と最後(年4回)。つまり、4枚のポートフォリオが

をそれぞれカバーするわけです。

提出方法

手元にファイルがない場合、以下から最新版をダウンロードできる。

【ダウンロード】 勉学計画ポートフォリオ(MS Word ファイル)

まず、メール添付でファイルを送ってください。必要に応じて、印刷したものの提出を求める場合があります。

提出するファイルには下記の例にならって提出者の氏名と提出時期を明示するようなファイル名をつけてください(半角文字使用)。

PF-koizumi-j-2004-04-29.doc

対象者

わたし(ササキ)を主たる指導教員とする学生は、必ず提出してください。その他の学生の提出は任意とします。(ただし、「応用日本言語学研究法実習」の受講生は課題の一環として年度はじめに一度提出することとします。)

目的

目立った自覚効果

ポートフォリオを書くためのヒント

書き方

ヘッダー部(1ページ目)

 

{修士/博士}課程在学生のための研究計画ポートフォリオ

  ↑

{〜/〜}の中の適切な方を選び、他方を消す。必要があれば「研究生」「科目等履修生」「学部生」など適宜書き換える。(以下同じ)

 

全体目標(1ページ目)

最初に将来の目標を書いてもらいます。

〜年後の私の姿(複数案可、書きたくなければ空欄でもよい。以下同)【例:「博士号を取って就職したばかりで、国内某大学の留学生センターで新任助教授としてコース開発に明け暮れている」;「カナダまたは米国の大学に留学中で博士論文の仕上げに追われながら北米の大学の職探しをしている」;「日本語学校に復職し、主任職を任されて新任教員の研修プログラムを開発している」;「出版社に就職し言語学関係の雑誌の編集に携わっている」】

大いに夢を膨らませましょう。雛形には最長5年後までしか記入欄がありませんが、書きたければ10年後、20年後の構想を加えても一向に差し支え有りません。

なお、ポートフォリオを提出する際は、雛形の例示説明部分(上では【例:「博士号を取って…編集に携わっている」】にあたる部分)を削除しても構いません。

{修士/博士}論文のテーマ案

最初はあくまで「仮」の案でいいのです。あまり堅苦しく考えずに。


次に「何の専門家になりたいか」という大学院生生活の目標を書いてもらいます。

ちなみに、研究者に必要な専門知識の三大要素は次の通りです。

 
理論
 
 
方法
対象
興味を持っている研究対象/分野→そのためにしたこと・すること(複数回答可、以下同)【例:「教師の自己成長」;「バイリンガル児童の言語発達」;「敬語の習得」】

いわゆる「研究テーマ」にあたる部分である。先に対象を決める場合もあるが、逆に理論や方法の要請にしたがって対象を決めることもできる。

深く学びたい理論/モデルなど→そのためにしたこと・すること(【例:「認知意味論」;「スキーマ理論」】

あまり大きな学問領域(例:「認知心理学」)の全体に数年間で精通することはほとんど不可能なので書いても意味がない。在学中に専門家の域に達したい目標分野を絞り込んで書こう。

どうしても絞れないなら、ここに書くよりはむしろ、後に出てくる各期の達成目標の中で「Andersonの認知心理学概論を読み、第二言語教育に示唆のある理論・モデルを見つける」などと目標を具体化した方が実現可能性が高まる。

身につけたい研究技法→そのためにしたこと・すること【例:「ナラティブ分析」;「質問紙調査」;「深層面接法」】

研究対象や理論とどう関連するか、考えながら書こう。(「どんなものかちょっと調べてみたい」という程度なら、ここではなく各期の達成目標に書いた方がわかりやすい。)

その他、在学中に習得/達成したいこと【例:「介護士資格」;「TOEFL600点」;「UCB留学」;「出産」】

研究と関係がないことも可。(これを書いておくことで、研究勉学とのバランスを図ることができる。)

各期の目標/実績(2ページ目)

自分の合格時ないし入学時から書き始めればよいので、最左列の年は必要に応じて調整のこと。

力を{入れる/入れた}こと

その期の重点目標/実績である。

履修あるいは聴講{する/した}科目

大学の授業の他、各種ワークショップやカルチャーセンターの講座なども可。

出席{する/した}学会・研究会等
単に「顔を出した」だけでも、努力の証として記録しておきましょう。
新たに開拓{する/した}情報網(人脈;電脈など)

「中学国語教師と知り合いになりたいから〜研究会に出てみる」というような作戦のたてかたもできる。メーリングリストや投稿ボード(電脈)も立派な情報網である。

成果{目標・実績}(口頭発表、論文/レポートなど)

期間が限定されているので、単に「〜について勉強する」というような漠然とした目標を挙げるより、読みたい文献の書名をあげる、あるいは「〜についてのレビュー論文を書きあげる」などして後で達成度が容易に自己判定できるように書こう。

題目や号巻、共著者名などまで含めると枠内に収めるのが難しくなるので、詳細は後段の「業績リスト」「文献リスト」に書くとよい。

外部発表はまだでも、草稿ができあがれば一つの成果として記録しておこう。

その他の{目標/達成事項}

「資格をとった」、「〜については自信をもって説明できるようになった」、「ソフトを使いこなせるようになった」なども立派な成果である。

当初目標と実績のずれ・自覚症状等があれば記入

反省事項は単なる懺悔に終わらせず、次期の飛躍のための踏み台に。「自覚症状」については修論症候群博論症候群を参照。

 

業績リスト

卒論なども忘れず書く。口頭発表は日付も忘れずに。(こういう整理を素早くしておくと、後で履歴書をまとめる時などに便利。)

文献リスト

研究テーマに関してこれまでどんな文献を読んだか、これから何を読みたいかを整理して書く。

 


 

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